「介護業界への転身を考えているけれど、どういった環境で仕事をするのか気になる」という方も多いと思います。介護業界では、多様なタイプの施設がありますから、どういった施設に勤めるかによっても、環境は大きく変わってくることになります。

まず、介護施設の中には様々なタイプがあります。まず、対象者としてお年寄りを対象としているところもあれば、障害者や児童などを対象としているところもあります。また、目的に関しても、生活援助が目的となっている施設もあれば、自立支援やリハビリなどが目的となっているところもあるため、どういった仕事に携わりたいのかによっても、選ぶ環境が変わることになります。

施設としては、特別養護老人ホームや老人デイサービスセンター、障害者支援施設、老人保健施設、障害者支援施設などがあります。特養護老人ホームは、要介護者が利用する施設となっており、計画書に基づき介護や援助などを行っていきます。老人デイサービスセンターは、居宅で生活をしている利用者の介助や援助、訓練などを行います。老人保健施設は、要介護者が利用する施設となっており、機能回復訓練などを行い、生活に必要な援助を行っていくことになります。障害者支援施設では、介護や支援を行っていきますが、施設によっても提供されるサービス内容が変わってきます。

介護業界では、このように施設によって様々な環境があるため、どういった福祉に携わるのかを考えた上で、転身を考えていく必要があるでしょう。